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歩く、階段を降りる、物を持ち上げるなど、あらゆる日常生活の中で、手足の関節にはさまざまな圧力が加わります。その圧力を吸収して、骨どうしの摩擦を防ぎ、なめらかな動きを作りだしているのが、関節の骨の連結面を覆う軟骨です。
軟骨は70%もの水分を含み、スポンジ様の作用をしています。関節に圧力がかかると、中に含まれている水分が放出されて収縮し、圧力がなくなると、水分を吸い込んでもとの状態に戻ります。このように弾力性があるために、強い力がかかっても軟骨自身が形を変えながら、なめらかに関節を動かすのです。
軟骨は、点在する軟骨細胞と、それを取り巻き間を埋める軟骨の基礎物質である軟骨気質からできています。軟骨基質には多量のコンドロイチン硫酸とコラーゲン、水分などが含まれていています。中でもコンドロイチン硫酸は、軟骨に14〜20%も含まれていて、体内でグルコサミンから合成されるのです。軟骨基質では、たんぱく質の一種のコラーゲンがごく細かな網目を作っていて、この中にコンドロイチン硫酸が入り込んでいます。コラーゲンは引っ張る力に対して極めて強いのですが、自分では水分を取り入れることができず、水分が不足すると、硬く、もろくなってしまいます。それに対して、コンドロイチン硫酸は、水分を強力に引きつける力があります。コンドロイチン硫酸の保水作用によって、コラーゲンの力も維持されている訳なのです。したがって、コンドロイチン硫酸が減ってくると、コラーゲンの働きも弱まり、関節炎などの病気が起こる原因となるのです。
グルコサミン、コンドロイチン硫酸、コラーゲンなどをとることによって、関節炎が軽減することは、数多くの症例で証明されています。
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