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不思議でない?東洋医学(鍼灸陽和堂 冨田秀洋先生)

鍼灸陽和堂

目次

[1]舌のお話-その1

[2]舌のお話-その2

[3]東洋医学の基準値

[4]望診

[5]簡単に出来る風邪予防

[6]「気」が見える!?

[7]「気」と「水」の関係

[8]「気」と「水」の関係 その2

[9]治療法の効果の違い

[10]鍼って痛くない?

[11]日本の鍼灸が誇れるもの

[12]診察・診断

[13]診察・診断その2


 
診察・診断その2(第13回)
 

 今回は診察・診断のお話です。ご存知かどうか、私たちのような鍼灸師や按摩・指圧マッサージ師、柔道整復師は診断することは出来ません。これは医師法に触れるからで、そのため診断書を書くことはもちろん出来ません。しかしながら、診断する能力自体はかなり求められます。これは開業している者なら絶対に必要です。


 患者さんの中には様々な病気で来院する人がいます。もちろん自分の病名を知って来院する方もいれば、全く自分の病気について知らない人、または本当の病名ではないものを訴えて来院する人もいます。この中には単に勘違いした人もいれば、明らかに誤診されてそれを信じて来る人もいます。


 もし癌の人が胃もたれで来院されたならどうでしょう?これに気づかず何ヶ月も治療していたら...。もちろん中には気づかないまま治る人もいるかもしれません(?)し、癌と知って治療する治療家も居るのかもしれませんが、最低限その患者さんが癌(或いは東洋医学的な診断名)であることは分からなければいけません。分かった上で治療するのと、たまたま治った(?)のでは天と地程の差があります。


 東洋医学では逆証と呼ばれる診断があり、西洋医学で言う予後不良のことですが、東洋医学で逆証の場合、多くは西洋医学でも予後不良で、手術しても治らないとされてきました。遺伝子治療や臓器移植など、以前では考えられない治療が出てきていますので、逆証でも治る者が出ているかもしれません。得意な分野で、共に西洋医学と東洋医学が手を結ぶ時代なのかもしれません。

 


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