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『医道の日本』は、昭和13年に創刊された月刊誌で、毎月一日に発売されます。
A5サイズで、だいたい330ページ前後、カラーページもあるし、表紙がすでに目次になっているので、その号の内容も一目瞭然。そしてお値段546円(税込み)と、とにかく読者に優しい雑誌です。
欠点といえば、かなりの大型書店でなければ在庫がないことです。東京だと紀伊国屋書店本店、新宿南店、三省堂書店本店、ブックファースト渋谷店、横浜では有隣堂医学書センターなどに行けば、『医道の日本』はもちろん鍼灸あん摩マッサージ指圧関係の書籍コーナーがもうけれられています。こういう取り扱い店が、3分の2くらいの都道府県に存在しますし、医道の日本社から直接購入することもできます。
さて内容ですが、メインはやはり、第一線で活躍されている先生がたによる連載記事と特集記事です。たとえば頭痛について西洋医学と東洋医学の立場から考察されていたり、古典に基づいた治療法が紹介されていたり、経絡や腰痛などの研究、実際に執筆者が関わった症例が多く掲載されていたりと、かなり専門的な内容なので、鍼灸学校の一年生にはよく分からないかも知れません。
でも、 『脱サラ鍼灸師が語る経営の工夫』 『ベテラン鍼灸師――開業の頃はこんなだった』 などという記事も混ざっていたり、シドニーオリンピックで選手たちをサポートした鍼灸マッサージ師の話題など、旬のはなしも読むことができます。
では次の目玉。全国各地から寄せられた求人情報で、毎回200件は越えています。とはいえ、驚くほどの高給を見つけたと思ったら夜間勤務だったりと、理想の職場にはなかなか巡り会えません。あ、それから求人情報はたいてい美味しいことが書いてあります。「月給25から40万」
とある場合は25万円が現状だと思いましょう。40万というのは、もし儲かったらそのくらいまでは出しても良いかな、と経営者が考えていなくもない、ということです。
情報といえば広告です。治療器具や新刊図書の広告はもちろん、カイロ講習会の募集や学校の案内なども頻繁に掲載されています。
ということで、僕たちにとっては学校から墓場まで、ずっとサポートしてくれる雑誌です。 一度パラパラやってみると、この業界のことがなんとなく分かるようになるのではないでしょうか。毎年5月頃には、その年に行われた国家試験の問題と答えが掲載されますので、時期を狙って購入されると、グッとお買い得です。
他にもいろいろな雑誌がありますが、経絡治療や中医学の専門誌だったりなど、さらにマニアックな内容のものばかりです。
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