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どの学校も国家試験の合格を目指しているので、勉強する内容はほぼ同じです。
僕は、千葉の学校に通っていました。そこで習っていた科目を挙げながら、その内容を少し紹介します。
生理学 身体各部の働きや仕組みなどを学びます。肝臓の働き、副腎から出たホルモンの作用はなにか、血液凝固のメカニズム、神経伝達の仕組みなど。
内容はおもしろいんだけど、先生がつまらないと最悪です。
解剖学 身体の構造を学びます。骨の名前、この筋肉はどこから始まってどこに付着してどんな時働くか、胃や腸各部の名前、神経や血管の名前と走路。身体を動かしながら、暗記して行きます。ウサギの解剖や、死体見学もありました。
衛生学 広く浅く、公害、環境衛生、食中毒の種類、栄養学、消毒、伝染病、最近どんな病気が多いのかなどなど。ガンの話になり、「どんなガンがありますか?」と先生に尋ねられ、「マシンガン」と答えて顰蹙をかった経験があります。「せいろガン」って言えば良かった。
病理学 炎症とはなにか、どういう状態をいい、どんな種類があるのか。壊死や腫瘍、うっ血や充血ってなんだ?というようなことをやります。普段なにげなく使っている言葉の、なんと深く理屈っぽいことか。衛生と合わせて、雑学にも使えます。
臨床医学総論 西洋医学について、診断法と診察法を学びます。血圧のこと、頭痛の種類と予想される病気、虫垂炎ではこのあたりに圧痛が出る、なんてこと教えてもらいます。こんなことをさらに詳しく勉強している、お医者サマの偉さをつくづく思い知らされました。
臨床医学各論 西洋医学について、一つ一つの病気を見てゆきます。たとえば肺炎の種類と原因、治療法、予後というようにです。辞書みたいな教科書でした。
リハビリテーション学 片マヒの訓練法など、やった気がします。
経穴学 ツボの名前と場所を覚えます。互いにツボを見つけ合い、シールを貼って先生に確認してもらったりもしました。夏は暑苦しく冬寒い授業です。
東洋医学概論 東洋医学の歴史からはじまり、陰陽五行論、『気』について、東洋医学における蔵腑(五臓六腑というヤツです)、診察方法と治療方法など、この科目だけで、東洋医学についてほとんど積み込んでしまいます。まったく無茶な授業です。
理療概論 いわゆる倫理です。これをしっかりやらないと、横綱を洗脳する鍼師ができたり、カルト教団の教祖になってしまったり、患者さんにあんなコトこんなコトしちゃう輩が出現するのです。
理療臨床論 はりやマッサージを用いた、一般的な治療法を学びます。肩こりや腰痛の治療法もここでやります。
医事法規 法律についてです。
あん摩マッサージ指圧理論 あん摩やマッサージの効果など。
はり灸理論 はりや灸の効果。もぐさの成分なんてのもやります。
あん摩実技
マッサージ実技
指圧実技
はり実技
きゅう実技
その他、僕のいた学校では、医学英語、心理学、臨床心理学、医学史などもちょっとずつかじります。生理学から実技の前までは、試験の範囲ですので、どの学校でも共通です。
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