日本で主に用いられている鍼は、管(鍼管)に鍼を通して、皮膚の上に立て、軽くたたいて5ミリほど挿入し、管を取り去って目的の深さまで差し込みます。これは江戸時代に日本で発明された方法です。一般的によく治療に使われる鍼は髪の毛程度の細さなのでほとんど痛くありません。これに対し中国鍼と呼ばれているものは、太くて長く、管に通さず、直接挿入するのが特徴です。その他、体の中に差し込まず、皮膚の上から刺激する小児鍼やローラー鍼、ばんそうこうのように張って使う円皮鍼や皮内鍼など様々なものがあります。鍼治療は,鍼師によって患部や経絡の状態が診察されたうえで行われます。したがって,病気の種類や状況,患者の体質によって,鍼の種類や治療法が選ばれます。施術者は指定の学校を卒業後、鍼師の免許を受けなければなりません。