賢いお酢をパートナーにする

お酢が身体に良いということは、昔からよく耳にしますよね。でも「あのすっぱさが苦手」と尻込みされている方も多いのではないでしょうか。日常生活において、食する以外にも、お酢が大活躍してくれる場面は数多くあります。今日は、そんな知られざるお酢のパワーについてご紹介しましょう。

【1.お酢を使い分けよう】

お酢にも色々あるのをご存知ですか?
お店に並んでいるものを大別すると、主に「料理用」「健康食用」の2つがあります。

◎料理用・醸造酢、穀物酢・・・どんなお料理にも向く、家庭用の一般的なお酢です。・米酢、純米酢・・・お米で作ったお酢。一般のお酢と比べるとマイルドです。お寿司の「酢飯」用に使われることでも知られていますね。・三杯酢・・・お酢に「醤油」「砂糖(みりん)」を加えたもの。酢の物に使われます。・ポン酢・・・柚などの香りがする柑橘類の果汁。お魚にかけたり、冷奴にかけたり、使う人の好みによって、もっともバリエーションが広がるものかもしれません。 この他ワインビネガー、土佐酢、バルサミコ酢なども料理用として活躍しています。

◎健康食用・リンゴ酢・・・りんごから作られたお酢。冷たいお水で割ってもよし、フルーティでマイルドな飲み口です。ミネラル豊富なりんごから作られたリンゴ酢は、滋養によいとされ、古くから珍重されてきました。・黒酢・・・南九州で伝統的に造られてきたもので、米酢の熟成期間を長くして色を濃くした独特の香味のある酢です。酢に比べるとさらに、アミノ酸やクエン酸、そして亜鉛、銅などのミネラルを豊富に含んでいます。 この他、ミネラルやビタミンが豊富な玄米から作られる玄米酢も健康食とされます。お酢を健康食用として取り入れる場合は、常温よりも、良く冷えたお水で割った方が、酸味や香りが和らぎ飲みやすく感じるようですね。

【2.お酢で元気になる】

では、お酢のどのような点が、健康食用として注目を浴びているのでしょうか。お酢には、血液をサラサラに流れやすくし、血圧を下げたり、疲労の元となる乳酸を分解促進させるなどの働きがあります。 疲れたときや運動の後、すっぱいレモンをかじる人を見かけますね。これは、レモンに含まれる「有機酸」が乳酸を分解促進させるためですが、同じくお酢の主成分も有機酸であるため、疲労回復や肩凝りには良いとされるのです。さらにすっぱいもの、つまり酸味の強い食品は消化器官を刺激し、食欲を喚起してくれます。食欲があまり湧かないとき、最初に酢の物などを食べると、その後、食が進むようになるのです。

【3.お酢とフルーツの相性いろいろ】

最近は、お酢にも色々な種類が出回っていますね。実は、お酒を作ることができるものなら何でも、お酢の原材料になるのです。例えば、ブドウやリンゴなどの果実は勿論、果実の搾汁を醸造醗酵させた上で、プルーン酢やザクロ酢なども誕生しています。ご自分の好みに合ったお酢を上手に取り入れられるとよいですね。