便秘をなおすには

便秘をなおすには

Q|質問

以前から便秘で悩んでいます。2~3日便通がないのはしょっちゅうです。 ひどいときは10日間くらいも排便がありません。 朝早く出勤しているために、ゆっくりトイレに行く時間がなくて便意を我慢してしまうことが多いためだと思います。どうしたら慢性的な便秘を治すことができるでしょうか?

A|答え

このような悩みをかかえている女性は多いのではないでしょうか?

通常は1日に1?2回の排便があります。便秘とは、排便が少なく、便がかたく、排便に苦痛や支障が伴うことをいいます。毎日便通がなくても排便がスムーズなら、便秘とはいいません。

便秘は食事内容、運動不足、ストレス、腸内細菌のバランスが崩れるといった原因がもととなっておきます。朝は忙しい、自宅のトイレでなくては、などといった理由からついつい我慢をしてしまっているうちに、便意を感じなくなってしまったりします。重症になると、おなかが張って痛んだり、頭痛、食欲不振、倦怠感など不快な症状を伴ってきます。便秘がちな人は大腸ガンにかかる可能性が高くなるというデータもあり、放っておいたら取り返しのつかないことになってしまいます。

便秘は大腸性便秘と直腸性便秘に分けられ、大腸性便秘は更に弛緩性便秘とけいれん性便秘に分けられます。

弛緩性便秘は、大腸のぜんどう運動が低下し、便を押し出す力がなく、便秘になるものです。このタイプは、食事法以外に軽い運動をして消化管への血行をよくし、腹筋を鍛える必要があります。

けいれん性便秘は、大腸壁の炎症や下部大腸の神経の興奮によって大腸壁が緊張し、けいれんをおこして便が先に進まなくなるものです。このタイプは腸を刺激しないことが大切です。

直腸性便秘は、習慣性便秘ともいわれます。便が直腸に送られると、大脳が排便の指令を発して排便が行われるのですが、時間を取れないなどの事情で機会を逸してしまうと、脳が指令を出さなくなってしまいます。これが直腸性便秘です。毎朝、便座に座る習慣をつけ、排便の規則性をもどしましょう。

直腸性便秘と弛緩性便秘の方は食物繊維をたくさんとることをおすすめします。また、朝起きたらすぐに冷たい水を飲むこともおすすめです。けいれん性便秘の方は、食物繊維を控えて、刺激のすくない食事をとりましょう。

腸の中には腸内細菌が棲息しています。腸内細菌には善玉菌と悪玉菌があり、善玉菌は消化、吸収、代謝の促進、ぜん動運動の活性化など人に対して有益な働きをする一方、悪玉菌は食中毒の原因となったり、ウェルシュ菌のように腸内の腐敗を促したりするのです。善玉菌が増えれば悪玉菌が引き起こす障害を抑えて、腸の働きを活性化します。 善玉菌の代表がビフィズス菌。オリゴ糖はビフィズス菌の増殖効果を促すので一緒に摂取する事をおすすめします。