第11話|施術時間のはなし

受け付けには料金表が置いてあります。
15分1500円、20分2000円、25分・・・。オプショナル鍼治療は、1000円の追加。足裏オイルを加えると、120分1万円で3000円のお得!!

アルバイトっぽいお姉さんに、
「コースはいかがなさいますか」 とか聞かれて、困った経験はありませんか?
(僕の身体には、どのコースが良いんだろう?)
そういう時には、無理に自己解決せず、症状を話して「どのコースが良いですか?」  と質問してみましょう。
満足な答えが得られない時には、そこがどんなに混んでいて入り易そうだったり、割引券を配っていようと、治療を受けないほうが良いでしょう。誰に対しても、どんな時も、同じ施術しかしてくれません。

どうしてもスタッフと話すのが面倒だとか、自分で判断したいという人は、ここからが重要です。

僕があん摩マッサージ指圧を行うなら、こういう時にはこのくらいの時間が欲しい、と感じて実戦している基準を記しておきます。あくまで僕の主観であって、根拠はありませんので、参考程度に読んでください。
●15分~20分

主訴は一つ。肩・腰・足・腕・軽い頭痛(特に後頭部痛)など。ただし、あまり深刻でない時に限る。
マッサージ初心者。どんな感じか試してみたい。
「一人じゃイヤだから」と言う友人に連れられて、いきなり60分やって後悔するより、とりあえず15分受けて、自分に合っていると思えば時間延長したほうが賢明です。

●30分

主訴二つ。特につらい部位が一ヶ所で、二番目につらい部位が存在する場合。 肩こりが強く、腰はなんとなくつらい。
肩がこり、腕もだるい。 (肩も腕と、肩も腰も同じくらいにつらい、というのは無理)
特につらい部位一ヶ所。上半身か下半身のどちらかを、集中的に受けると良いと思います。肩こりの時には頚・肩・腕を、腰痛の時には腰と足を治療するのが効果的です。
●40分~45分

30分の症状に加えて、おおざっぱでも全身治療を受けたい時。
肩こりが主で、下半身もざっと流して、とりあえず全身治療ができます。
軽くだが、全身がつらい。
●60分

全身をじっくり、丁寧に施術できます。
60分あれば、マッサージと組み合わせて、鍼治療もできます。
本来治療とは、時間で行うべきではないのです。短すぎても、長すぎてもダメです。学校の臨床実習では、一人の患者さんに対して、40分からせいぜい60分くらいでおさめるように、指導を受けました。

時間制のない、一回いくら、という治療院などでは、施術者によって治療時間の目安はまちまちで、どれが適切なのかは分かりません。

そういう環境で治療を受ける際には、電話予約の時に、
「どのくらいかかりますか?」と聞いておくか
「●●時から用事があるんですけど、それまでに終わらせてください」とこちらの都合を伝えておきましょう。
僕の知っている所では、一人に二時間以上かける施術者がいます。

「どのくらいの頻度で通えば良いか」と聞かれることがあります。

個人差や症状によってまちまちですので、一口には言えません。
ただ、 「なんだか凝ってきたな」と感じた時に治療を受けると、効果が良いようです。

「もうダメだ」となるまで我慢すると、一度マッサージを受けたくらいでは物足りないかも知れません。

「なんかヘンだからマッサージに行こう」を繰り返していると、だいたい自分のリズムが見えて来ます。

長い時間を受ければ効果が上がるか、とにかく毎日受ければ良くなるのか、というとそうでもありません。自分に合ったスタイルをみつけてください。