第20回|鍼を刺す深さ

初めて鍼灸治療を受ける患者さんは、鍼がどの位の痛さなのかということと、どの位の深さにどの位の太さの鍼を刺すかが気にかかるようです。

この鍼を刺す深さと鍼の太さは、私の場合患者さんによって違います。
まず気を補う必要がある場合は、普通細い鍼を使い、逆に気(邪)を抜く治療をするときには太目の鍼を使います。

鍼を刺す深さは病の深さで変えています。当然深い病には深く、浅い病には浅く刺します。 もちろん太った人と痩せた人でも変わりますが、あくまで病の深さが同じである場合です。 言ってみれば、「患者さんを診るまで分かりません。」ということですね。