第02回|舌のお話-その弐

前回は舌診のお話をしましたが、今回はもう少し詳しく舌のお話をしましょう。舌診は、東洋医学では約1000年くらい前にはかなり整理されていたようで、舌の形や色、苔の湿燥、厚さ、色で身体の情報を得るには非常に便利な診察方法です。

この舌診には一定の法則があり、その法則に基づいて診察・診断していくわけです。少し専門的な分野ですが、慣れてくれば自分の身体を知るには非常に便利ですので、ここで紹介します。  

まず大きく舌診は舌と苔で診ます。舌の形はある程度しまってる方が良く、だらしなく大きいのは元気がない証拠です。色は赤味が強い程熱が強く、色が青い程冷えが強いことを表します。理想は薄い紅色で、これを淡紅舌(たんこうぜつ)と言います。

苔は厚いほど調子が悪く、体内に要らない物が多いことを表します。また色は濃いほど熱が強い事を表します。

これらのことからすると、健康な舌とは淡紅舌薄白苔ということが言えます。これは適度に締まり、淡い紅色の舌の上に、薄い白い苔がある舌です。ほとんどお目にかかることのない舌ですが、健康な子供の舌と言えば分かると思います。明日から鏡で毎朝舌を観察してみましょう。